▽観光産業が急速に成長
北京市観光局がまとめた統計によると、今年の国慶節連休7日間のうち、北京市が受け入れた国内からの観光客はのべ930万人に上り、昨年の8日間あった国慶節連休より13.7%増加した。一日あたり平均受け入れ人数の増加率は30%に達した。観光収入は60億3千万元で同21.7%増加し、一日あたり平均収入の増加率は39.1%だった。上海万博(2010年中国(上海)万国博覧会)の来場者はのべ250万人に達した。新疆ウイグル自治区観光局によると、連休期間に新疆を訪れた観光客は217万6700人で同68.24%増加し、国内観光客の消費額は11億7500万元に達して同80.21%増加した。
全国假日旅游部際協調会議弁公室が発表した情報によると、6日の午後5時までに、全国のモニタリング観光スポット119カ所で観測された受け入れ観光客数はのべ275万7100人で、同2.37%増加し、観光収入は同5.27%増加した。
中国の旅行社の多くが、今年の連休には海外旅行熱がとりわけ高まったとしており、連休前に各地で大型団体ツアーの完売が相次いだという。上海だけでも同50%増加ののべ約5万人が海外に出かけた。中国観光研究院は、今年の海外観光客数はのべ約170万人に達して、同12%上昇したと予測する。