▽休日消費も盛り上がり
商務部のモニタリング情報によると、今年の連休期間には消費財市場が大いに賑わい、販売・購入ともに好調で、生活必需品の価格は安定し、小売市場、外食市場、レジャー・娯楽消費が盛り上がりをみせたという。
同部が7日に発表したデータによると、10月1-7日に全国の小売・外食産業の売上高は約5925億元に達し、2009年の連休に比べて18.7%増加し、増加率が0.7ポイント上昇した。外食産業市場は昨年と同様に好調で、結婚披露宴、家族の集まり、親戚や友人との集まりなどで外食を選択する人が多く、市場は大きな盛り上がりをみせた。このほかレジャー・文化消費も上昇を続け、書店、図書館、スポーツ施設、映画館などで休暇を過ごす人が多かった。
インターネットは休暇中の生活スタイルを大きく変えた。ネット利用者の多くが、連休は家で過ごすことを選択し、ネットで仕事をしたり、勉強したり、買い物したり、映画を見たり、ブログでリアルタイムに書き込みをしたり、遠く離れた友人と交流したりした。こうした動きを受けて、ネット上の店舗では店主たちが次々に販売促進活動をうち出し、ネットショッピングをしようとしている人や混み合う実店舗に行くのをいやがる人を取り込もうとはたらきかけた。主なショッピングサイトでは、さまざまな販促ツールが次々に登場し、販売の主力であるファッション製品、書籍、家具、家電製品などは、有名なショッピングゾーンにも劣らぬ熱烈な販売合戦が繰り広げられた。
「人民網日本語版」2010年10月8日