全国人民代表大会常務委員会は25日、「社会保険法」草案の第4回審議を行い、中国国内で労働に従事する外国人の法律に基づく社会保険加入に関する規定を付け加えた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
一部の同委委員や部門の提案によると、ここ数年、対外開放が拡大するのにともなって、外国人が中国国内で労働に従事するケースが増加しており、こうした外国人の社会保険加入について規定を設けることが必要になった。このような規定は世界でも一般的にみられるものだ。
今回の審議で新たに設けられた規定により、中国国内で労働に従事する外国人が「社会保険法」の規定に基づいて社会保険に加入する道が明確に示された。
「人民網日本語版」2010年10月26日