▽3G利用は約3500万件
朱総工程師によると、モバイルデータ業務とインターネット業務が新たな成長点になっている。今年9月末現在、全国の電話契約数は11億3500万件で、うち携帯電話が73.4%を占める。第3世代移動通信規格(3G)の利用は累計3499万件に達し、うち中国独自企画のTD-SCDMAの利用は1528万件に上る。現在、27都市でTD方式に基づく無線都市建設を通じた業務応用事業が行われている。
▽自動車工業モデル転換の主要戦略は純電気自動車
朱総工程師によると、1-9月に一定規模以上の工業企業の生産・販売額は前年同期比31.3%増加した。うち国内での生産・販売額は同31.9%増加し、工業生産・販売額全体に占める割合が2007年同期の81.5%から86.8%に上昇した。自動車生産台数は1308万台に達して同36.1%増加し、販売台数は1314万台で同36%増加した。
自動車産業の生産能力過剰の問題についてのメディアからの質問に対し、朱総工程師は次のように答えた。自動車の発展プロセスでは、自動車の発展環境と調和の取れた発展をどのように実現するかという問題を、重大なシステムプロジェクトとして総合的に検討しなければならない。工業情報化部は現在、国家発展改革委員会、科学技術部、関連の専門家や企業と一緒に、中国の省エネ自動車や新エネルギー自動車に関する技術ロードマップの研究・論証を進めており、今後は純電気自動車を中国自動車工業のモデル転換における主要な戦略的方向性にするとともに、自動車の省エネ技術の研究開発や応用を加速させ、省エネ自動車の推進普及に力を入れ、中国産自動車の燃費効率の全体的な水準を高めることで、基本的に共通認識に達している。
「人民網日本語版」2010年10月29日