「山東半島藍色経済区都市システム計画(初稿)」がこのほど、明らかとなった。2020年までのこの長期計画では、半島藍色経済区内の青島や煙台など7つの中心都市の各自の地理的優位性、地域の産業配置などの要素に基づき、発展方向をそれぞれ明確にしている。
同計画の範囲は南は日照市から北は浜州市まで、青島、煙台、威海、濰坊、日照、東営、浜州の7つの市、臨沂市莒南、淄博市高青、徳州市楽陵、慶雲四県市のすべての行政区域を含む。
また、山東半島藍色経済区都市の発展目標を明確にしている。日韓に向け国際市場を開拓し、広大な西部など背後地の拡大を目指す。うち、青島を国家レベルの中心都市に育成し、山東省と黄河流域の経済・社会発展をリードする都市とする。煙台、威海、日照、濰坊、東営、浜州などの中心都市としての地位と役割を強め、藍色経済区を発展させる重要な戦略的拠点とする。地域空間において青島-濰坊-日照、煙台-威海、東営-浜州の3つの都市グループを形成する。山東半島藍色経済区に3つの都市グループを主体とする、大中都市が組み合わさり、空間配置が合理的で、都市機能の調和が取れた沿海都市地帯を形成する。