計画では、地域の産業構成、都市の発展状況などの要素に基づき、経済区域内の7大中心都市の主な発展方向と地域的な位置づけがそれぞれ明確にされた。地域をリードする都市として、青島を中国の東部沿海地域の経済、現代化サービス、文化の中心とし、国家海洋科学研究と海洋産業開発の中心、国の重要な現代化製造業とハイテク産業の基地、東北アジアの国際水上運輸の中心、国の重要な地域的な空港、国際的な臨海観光地とする。
煙台を重要な製造業基地と港湾都市、地域的な金融、貿易、サービスセンター、全国の重要な観光地とし、威海を中韓経済区の足がかりとする。
日照はニューユーラシアランドブリッジの東の足がかりと魯南都市ベルトの国外への扉であり、中国東南部沿海の重要な臨海産業基地とする。
濰坊の都市機能は海洋化学工業と現代製造業に重点を置く。東営は石油化学工業を基礎に、山東省の重要な工業都市、生態の特徴を備える中心都市とする。浜州については魯北地方の機械製造、繊維、染色を中心とした現代産業基地と商工業の中心とする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月5日