IMF・国際通貨基金理事会は6日、出資割り当て額の見直し案について意見の一致を見た。これに基いて、中国の出資額は6.4%に増加し、世界第6位から第3位に順位を上げた。
このほか、インドやロシア、ブラジルなど新興経済体の割り当て額も増え、上位10位に入った。
これによって、先進国の出資率は57.7%、発展途上国の出資率は42.3%を占めるようになり、先進国の発展途上国への割り当て額の移転は2.8ポイントとなる。
IMFは2012年年次総会までにこの割り当て額の見直し案を正式に発効させるために最大の努力を払い、各種の審議手続きを速めるよう各加盟国に要望した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年11月7日