商務部が8日に発表したところによると、第11次五カ年計画(2001-05年、「十一五」)期間中、中国の外資導入額は4200億ドルに上り、第10次五カ年計画(1996-2000年、「十五」)の約1.5倍に達した見込みだ。世界ランキングは「十五」末期の4位から2位に上昇し、18年連続で発展途上国のトップに立ったという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同部の責任者によると、国際金融危機の打撃が深刻だった2009年でさえ、中国の外資導入の低下幅は世界の平均レベルを大きく下回り、その後は比較的急速に回復軌道に乗った。こうしたことから、中国政府の危機対応措置が世界の投資家に認められ、投資家の信頼を効果的に呼び寄せたということがわかる。関連の国際機関と専門機関が行った調査でも、中国は一貫して世界で最も吸引力のある投資先国の一つだという結果が出ている。