全面的なインフレ時代の到来を否定
盛来運氏は、今後しばらくはインフレ圧力が高い状態が続くとし、「10月の社会商品小売総額の増加には季節要因と物価変動要因がある」と述べた。
また、全面的なインフレ時代の到来については、現在の物価上昇は構造的物価上昇であり、全面的なインフレを意味しないと主張した。ただ、非食品類価格が上昇し始めたことに注目すべきだと指摘した。
国家発展改革委員会の張平主任は9日、今年の物価指数は3%を超えると予想。盛来運氏は、年初めに設定した年間3%の上昇率目標を達成するには多大な努力が必要との認識を表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月12日