座談会に出席した北京市計画委員会の王飛副主任は、「環首都経済圏の建設は河北省だけの任務でなく、北京市の責任でもあり、北京と河北が共同で進める。北京市の指導者も大いに重視している」と述べた。
王飛氏によると、北京市が1年かけて都市全体計画の評価を行ったところ、北京は10の試練に直面している。中心部の人口が1000万人を超え負担が重すぎること、交通や水資源、土地資源の逼迫による圧力があることなどだ。「市委員会・市政府の構想に基づけば、北京は独自で首都を築くことはせず、地域の全面的な発展に頼って最終的に問題を解決する」と、王飛氏は話す。
また、環首都経済圏の建設については、「国家発展改革委員会の都市圏に関する発展計画、建設部の都市群に関する計画、中央が打ち出す首都圏コンセプトの推進を基礎に、計画を制定する。計画の位置づけは、『首都を取り囲む世界レベルの都市群の建設』となる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月13日