国家外貨管理局は25日、今年第3四半期(7-9月)の国際収支バランスシートの速報値データを発表した。それによると、同期の国際収支は経常収支、資本収支(誤差や遺漏を含む)ともに引き続き黒字となり、外貨準備も引き続き増加した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同期の経常収支は1023億ドルの黒字で、比較可能な数値で計算すると、前年同期比の2.03倍に達した。うち貨物貿易は814億ドルの黒字、サービス貿易は44億ドルの赤字、利益は145億ドルの黒字、経常移転収支は108億ドルの黒字だった。
同期の資本収支は57億ドルの黒字で、うち直接投資の流入額は230億ドルだった。
外貨準備は1080億元(同31%)増加した。うち外貨資産は1073億ドル(レート、価格などの非取引値変動の影響を含まず)増加し、基金機関の支払準備金は7億ドル増加した。
今年第1-3四半期(1-9月)の国際収支の経常収支は2040億ドルの黒字で前年同期比30%増加した。資本収支は821億ドルの黒字で、外貨準備は2860億ドル(同7%)増加した。
「人民網日本語版」2010年11月26日