第12次五カ年計画 来年の調整ロードマップが発表 (2)

第12次五カ年計画 来年の調整ロードマップが発表 (2)。

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発信時間: 2010-12-01 17:21:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 (2)複数の通貨ツールを組み合わせて流動性を管理コントロールする

 事実が物語るように、流動性の氾濫は現在の中国の経済金融環境が直面する大きな問題だ。主要先進国は量的緩和政策を継続的に実施し、世界的に流動性の過剰がエスカレートしていることを背景として、世界の流動性が相次いで中国国内に流れ込んでいる。これと同時に、ここ数年は高度成長が続いた貸出金も市場に大量の流動性を沈殿させており、物価や資産価格の上昇圧力を高めている。

 中国人民銀行(中央銀行)の胡暁錬副行長(副総裁)がこのほど通貨貸出業務座談会に出席した際に述べたところによると、今後は流動性の管理をさらに強化し、マクロ調整の要求に基づいて貸出金を合理的に投入する必要がある。市場に対し、当面の通貨の貸出環境では、早急に断固として流動性を監督コントロールする必要があるとの政策シグナルを送る必要がある。数量型ツールと価格型ツール、およびマクロ審査管理方式を採用して、銀行システムの流動性の合理性・適切性を維持する必要もある。

 従来に比べて、このたびの人民銀は、現在の中国通貨貸出任務の目標と目標に到達するために依拠するツールと手段をより明確に外部に示した。胡副行長は、今年の最後の2カ月の資金貸出のリズムと強度をしっかりと抑制するとの方針を明確に打ち出すとともに、複数の通貨ツールを組み合わせること、特に価格型ツールを採用することをうち出した。

 「人民網日本語版」2010年12月1日

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