各銀行支店の位置を地図に記した「金融マップ」が29日、上海の浦東新区で発行された。金融マップが一般向けに発行されたのは中国では初めて。
金融マップの表面には、浦東新区にある各銀行支店の位置が商標で記され、裏面には2010年4月現在、浦東新区に開設されている認可済みの金融機関622社が表記されている。金融マップは、エリア分布やビルの密集度などさまざまな角度から、金融機関の集中状況を示している。これは、関連機関や監督管理部門などが金融機関の分布状況を把握する際の手助けになるほか、金融機関が同地区で規模拡大を図る場合や同地区に新規展開する場合においても確かな情報資料となる。
「人民網日本語版」2010年11月30日