北京市政府と中国科学院(科学アカデミー)、国家測絵局、中国電子科技集団公司、機械科学研究総院など11機関は3日、中関村科学城の第二期建設プロジェクト合意に調印した。これにより、中国科学院微電子研究所集積回路イノベーションパークを含む15の建設プロジェクトが始動したことになる。投資総額は200億元を超える見込みだ。
中関村科学城の発展を加速させ、重要な科学技術成果の産業化を促進するため、北京市政府と中関村科学城にある高等教育機関とが協力を展開し、大学、科学研究機関、中央企業(中央政府直属の国有企業)の地域内での発展を支援している。今年9月には科学城の第一期建設プロジェクトがスタートした。今回スタートした15の建設プロジェクトは、情報ネットワーク、文化創意、空間情報サービス、新材料、新エネルギーなどの技術分野を突破点とし、需要によるイノベーションの牽引を堅持し、ハイエンド産業をうち立て、集積することを目指すものだ。15件ともすべて完成すれば、中関村科学城は新エネルギー、新材料、情報技術、バイオ技術などの分野で、巨大な科学技術群を形成することになる。
「人民網日本語版」2010年12月6日