しかし、中国の多くの工業製品には低価格競争の問題が見られ、これは単位GDPあたりの水利用量の上昇をもたらしている。したがって、目標の達成において、中国の産業構造の合理化が課題となる。
多くの専門家は、今後1万元GDPあたり用水量に関する拘束指標の実施に向けて、さまざまな工業用水や住民用水の節減を促す政策・措置が講じられる見通しであるため、国内の水道料金が今後長い時期において上昇圧力に直面することになると指摘する。中国政府が工業用水価格や水道料金の引き上げで水資源の節約につなげる方針を取る可能性があるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月9日