中国の輸入増加はグローバル経済を牽引(1)

中国の輸入増加はグローバル経済を牽引(1)。

タグ: 中国 輸入

発信時間: 2010-12-13 17:37:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

12月1日、新ユーラシア大陸橋は運営18年にして40万標準コンテナ(TEU)の国境を越えた輸送を達成した。写真は大型コンテナ船が停泊する江蘇省の連雲港コンテナ埠頭の様子。

 2010年第3四半期(7-9月)のデータによると、同期の中国の経済成長率は9.6%で、鈍化する傾向が明らかになった。国際通貨基金(IMF)によると、中国の経済成長は世界の経済成長のほぼ5分の1を占め、中国の購買力は世界の購買力のほぼ4分の1を占めている。世界の石炭研究機関がまとめた最新のデータによると、09年の中国の石炭消費量が世界全体に占める割合は46%で、アルミニウムや亜鉛の消費量も同程度の割合を占めた。粗鋼の消費量は欧州連合(EU)、米国、日本を合わせた量の2倍に達した。また今年の中国の携帯電話ニーズは、中国を除く世界全体のニーズを上回るとみられる。「人民日報」海外版が伝えた。

 ▽世界の対中輸出がますます拡大

 税関総署によると、国際金融危機の発生後、中国の市場ニーズが周辺国の経済はもとよりグローバル経済の復興を牽引してきた。特に国際市場における原油や鉄鉱石といった大口製品価格の急速な回復を牽引した。今年第1-3四半期(1-9月)、中国の初級製品の輸入価格水準の累計上昇幅は37%に達した。物価上昇要因を考慮した、同期の輸入物量の実質増加率は23.8%に達し、他の主要経済体の輸入の伸びを明らかに上回った。また各主要経済体では中国市場への輸出に対する依存度が一層高まった。

 商務部の姚堅報道官によると、現在、中国は多くの国にとって重要な輸出市場になっている。09年には日本、オーストラリア、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、ブラジル、南アフリカなどの国の1番目の輸出市場となり、米国、欧州連合(EU)、インドにとって3番目の輸出市場となった。こうした国々では対中輸出が輸出全体に占める割合が今年もそれぞれ増加するとみられる。

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