中国とインドの二国間貿易額は2000年は30億ドルにも満たなかったが、今年は600億ドルを突破する見通しで、20倍近くとなった。年平均伸び率は35%で、中国の主要貿易相手国の中でも上位に位置する。中国はインドの2番目の貿易相手国で、インドは中国の9番目の貿易相手国となっている。
両国の市場余地は非常に広く、人口は計24億人に達し世界の総人口の5分の2を占める。国内市場の潜在力も巨大だ。両国の産業にはそれぞれ特徴があり、インドはソフトウェア、金融、医療などのサービス業とバイオ医薬などのハイテクに強く、中国は製造業とインフラを強みとし、あるものと無いものを互いに融通し合い、長所を取り入れ短所を補うことができる。両国はともに改革開放の深化に力を入れており、多くの経験を積み効果的な方法を採り、似通った矛盾と課題に直面している。そのため、両国は交流と協力を深め、互いに学び、啓発し合い、参考にすることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月16日