『上海証券報』
尚福林主席:国情に合った会社管理の枠組みがほぼ確立
中国証券監督管理委員会(証監会)の尚福林主席は18日、「中国の国情と市場の状況に合った会社管理の枠組みはほぼ確立し、資本市場の国民経済全体に対する役割を十分に発揮し、上場会社の質の向上と上場会社の管理の改善を最優先しなければならない。続いて、上場会社の監督管理条例などの規則の制定や合併制度の整備、支配株主と筆頭株主に対する監督管理の強化、中小投資家の民事訴訟範囲の拡大などを積極的に進める」と述べた。
発行・審査関連改革が始動へ
消息筋によると、新株発行体制の第2段階の改革を基礎に、市場の価格形成メカニズムの合理化に関する改革は、今後発行体制と審査体制の2つの面で改革を進めることがわかった。
審査体制の改革はIPOと再融資の規則の整備・改正を重点的に進め、審査において会社の経営状況や持続可能な収益力に影響を与える、中心的、実質的な要素により配慮する。また、企業上場プロセスにおける各関係方面の役割を明確にし、推薦保証機関をはじめとする仲介機関の管理を強化する。