2日にわたって米ワシントンで開かれた第21回中米商業貿易連合委員会会議は、2010年のワシントンの「サンタクロース」となった。
中米両国が調印した『対米投資の促進に関する覚書』、『米国が中国に輸出する大豆の検査検疫に関する覚書』から、共同で設定したスマートグリッドの国際基準、月齢30カ月以下の骨なし牛肉と骨つき牛肉の輸入再開、米2州での鳥インフルエンザに関連した禁止措置の解除、知的財産権の侵害行為やニセ物・粗悪製品の製造販売の摘発の本格化などの「プレゼント」に、米国人は喜びの声を上げた。
また、今回の大量の輸入注文は、中国にとっても国際収支のバランスをとり、人民元の上昇圧力を軽減する「ウィンウィンの行動」である。米国に多くの輸出の「プレゼント」をしたが、多くの機関は『第一財経日報』に対し、来年の貿易黒字は依然として高水準を維持するとの見方を示している。