内容の一部は官僚が更新
首脳のTwitterの文字は多くが本国の言語で発表され、内容の更新は政策発表や政府情報などに関連することが一般的で、官僚が更新することも多い。例えば、オーストラリアのラッド首相の報道官は、ラッド首相の文章の多くは自ら更新しているが、一部は官僚が代筆していると語っている。チャベス大統領は200人を雇ってTwitterのメッセージに対応している。
個人的な趣味や個人的な感情の色彩の強い文章は、ひと目見るだけで本人が書いたとわかる。例えば、ラッド首相は以前Twitterでフォロワーに映画を推薦してくれるよう求め、また自分が訪れたある村のパン屋についてなど書いている。
ファンの独特の雰囲気
各国首脳のTwitterは世界中の人々の注目を集めている。彼らのファンやフォロワーもそれぞれ独特の雰囲気を備えている。
ベネズエラのチャベス大統領のファングループは6月1日に「親愛なる大統領、祖国の南部からごあいさつします。我々は引き続き前進しましょう」と語っている。
当然、フォロワーの中には反対派もいる。首脳達のファンの中で、反対派の言動もかなり過激だ。日本の鳩山前首相が辞職を伝えた際、ファンの一部はTwitterで「もっと早く辞任すべきだった」というような冷やかしを発表している。
また特定の指導者の大きな魅力は、大量の女性ファンを集めるといったような独特の様子も見せている。
「人民網日本語版」2010年12月20日