中国国家発展改革委員会は28日、中国の1-11月の原油輸入量が前年同期比19.8%増の2億1800万トンとなり、石油の海外依存度が通年で約55%に達する見通しを明らかにした。中国国営の新華社通信が伝えた。
国際原油価格は2010年、上昇基調で推移しており、年平均価格は前年より28%前後値上がりしている。23日、米国産標準油種WTIの原油先物価格は1バレル=91ドル台、ブレント原油先物価格は1バレル=94ドル台と、2008年10月ぶりの高値を付けた。中国国内では同時期、ガソリンの小売価格が8%、軽油の小売価格が8.7%値上がりした。
「人民網日本語版」2010年12月29日