▽貿易のモデルチェンジ・アップグレードに初歩的な効果
統計によると、昨年、貿易のモデルチェンジ・アップグレードにおいて初歩的な効果が見られた。
貿易方式ごとに見ると、昨年、加工貿易、輸出入額は引き続き安定した成長を維持した一方で、一般貿易の輸出入額は急速に発展し、加工貿易を上回り半数を占めた。このほか、輸出商品の構造においては、中国の主な大口商品の輸出は増加を保ち、高付加価値機械・電力設備の輸出は30.9%増加し、同年の輸出総額の約6割を占めた。
また、中西部地域では昨年次々と東部地域の産業を引き継ぐ政策措置が打ち出され、中西部地域の輸出成長を大きくけん引、地域間のバランスの取れた発展が促進された。
税関統計によると、中西部地域の18の省・自治区・直轄市の輸出入総額は昨年44.4%以上の増加となり、全国平均を10ポイント上回った。うち、甘粛省の輸出入総額は73億3千万ドルで89.6%増となり、同年の全国平均を54.9ポイント上回った。西蔵(チベット)、雲南、江西の輸出入額はそれぞれ8億4千万ドル、133億7千万ドル、214億7千万ドルで、それぞれ2.1倍、66.1%増、68%増となり、増加スピードはそれぞれ全国平均を73.2ポイント、31.4ポイント、33.3ポイント上回った。
「人民網日本語版」2011年1月12日