日本のあるメディアが18日伝えたところによると、2010年には日本の自動車メーカーの中国市場シェアが低下し、前年比2ポイント低下して22.7%に落ち込んだという。この年の中国市場では、現地メーカーであり、有名投資家のウォーレン・バフェット氏が株式の約10%を保有する比亜迪の「F3」が売り上げ台数トップとなり、比亜迪は2年連続で海外のライバルにうち勝った。「国際金融報」が伝えた。
日系ブランド車は2010年の中国市場乗用車売り上げベスト10に名を連ねることができなかった。中国汽車工業協会が発表した09年のランキングでは、ホンダのアコード、トヨタのカローラとカムリがベスト10入りしていた。
日系車の低迷と鮮明な対比をなすように、ドイツ系車が中国で目立った業績を上げ、フォルクスワーゲン(VW)の4車種がベスト10入りしたほか、米系車もゼネラル・モーターズ(GM)の2車種がベスト10入りした。いずれも前年の2倍にあたる数字だ。あるデータによると、三大高級車ブランドのメルセデス・ベンツ、BMW、アウディが、中国市場で販売台数を大きく伸ばしており、2010年の販売台数はメルセデス・ベンツが14万7670台(前年比115%増)、BMWが16万8998台(同87%増)、アウディが22万8千台(同43%増)に達したという。