双方は、世界貿易と投資の自由化を進めるための更なる措置を講じ、貿易や投資における保護主義に反対する姿勢を再度表明した。
また中米両国は、二国間投資協定の交渉に引き続き力を入れることを強調。中国側は、米国側が中米合同商業貿易委員会(JCCT)を通し、一種の協力方法を用いて中国の市場経済地位を早期承認することを望んだ。さらに中国は、米国が進める輸出規制に関する改革や、米国の国家安全・利益の保障を前提に同改革が米国から中国を含む主要貿易相手国への輸出に与える潜在的な影響について両国が討論することに意欲を示した。
双方は、金融部門の投資や監督管理分野に関する二国間協力と多国間協力を進め、周到かつ慎重な監督管理、国家安全保障の要求に合わせ、金融サービスと国境を跨ぐ証券投資に開放的な投資環境を作ることに承諾した。米国は、「政府による企業支援」の十分な資本と能力を確保し、財務責任を果たすという。