中米はさらに、特別引き出し権(SDR)の構成通貨は国際貿易や国際的な金融取引で広く使用される通貨であるべきとの考えで一致し、これについて、米国はSDRの構成通貨に人民元が加わることへの中国側の取り組みを支援する姿勢を示した。
また双方は、世界金融体制の強化と国際金融枠組みの改革に力を入れることに承諾した。両国は協力を引き続き進め、国際通貨基金(IMF)と国際開発金融機関(MDB)の合法性と有効性を高める。そのほか、MDBと協力し、アフリカを含む世界の貧困撲滅、発展、地域一体化に関する協力を模索し、包括的で持続可能な経済成長に貢献することで一致した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月20日