2010年データで見た中国経済の好調さと問題点

2010年データで見た中国経済の好調さと問題点。

タグ: 中国 経済 データ

発信時間: 2011-01-21 18:03:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 



 ▽物価上昇の圧力は依然として存在

 統計データによると、昨年12月のCPIは前年同期比4.6%増となった。昨年通年のCPI上昇率は3.3%で、政府目標の3%を0.3%上回った。

 物価は昨年の経済における大きな注目ポイントだった。中国経済が絶えず回復・好転するに伴い、中国のCPIは2009年11月にマイナスからプラスに転じた後、2010年には次第にその伸び幅を増やした。党中央、国務院はマクロ調整に力を入れ、供給の増加、需要の調整、流通の保障、市場の調整、低収入グループへの補助金増加など、一連の措置を講じた。昨年12月のCPI上昇率は4.6%で、11月の5.1%に比べて大きく下がった。

 馬健堂局長によると、今年は▽いくつかの先進国が量的緩和政策をとり、大口商品の価格が上昇する▽金融危機に対応するため、中国はここ2年、比較的多くの通貨を蓄積している▽労働力、土地資源などのコストが上昇する▽2010年から2011年への持ち越し効果が2.6ポイントほどある―などの点から、物価上昇がもたらされる可能性があるという。

     1   2   3   4    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。