国家工商行政管理総局はこのほど意見を発表して、雲南省における優良企業と新興産業の発展を支持し、企業の登録・権限授与の範囲を拡大し、各種の市場主体の発展を支持するために、同省向けに新たな優遇政策を数多く授与するべきであるとの見方をうち出した。「人民日報」海外版が伝えた。
同意見では7分野の22項目への支持をうち出している。主な内容に次のようなものがある。
▽名称に「中国」の文字を使用し、行政区画の名称を含まない外資系企業の名称の優先的な承認受理権と変更受理権を、雲南省工商局に授与する。
▽外資系企業の承認登録権を、条件を満たした同省の国境地域の州・市・県の工商局、国家級経済技術開発区およびハイテク産業開発区の工商分局に授与する。
▽企業名称の登録条件を緩和して、企業の名称に国民経済の産業分類の用語を使用せずに従事する産業を表記している企業を対象に、登録資本金の下限を1億元から5千万元に引き下げ、国民経済の産業分類で5分類以上をカバーしていなければならないとしていた企業の経営範囲を3分類以上に縮小する。