「重要、興味感じる」が34% 米国人の中国観

「重要、興味感じる」が34% 米国人の中国観。

タグ: 米国 中国観

発信時間: 2011-01-24 18:48:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

従業員数17人と中くらいの規模のスコー氏の設計事務所は、中国の経済発展から恩恵を受けた米国の建築企業のほんの一部に過ぎない。これらの企業は摩天楼ビルや別荘、高級マンションなどに対する中国の開発業者のデザインニーズに次々と応じている。これらの企業は米国経済が危機に瀕した過去2年間をくぐり抜けて生き残れたことで、中国に感謝しなくてはならない。それだけでなく、建築士の多くが中国人顧客は米国人顧客よりもよいと考えている。なぜなら中国人顧客はクレームを付けず、挑戦的な建築理念を喜んで受け入れるからだ。特に高級建築の設計で、中国現地の開発業者は海外の建築士がうち出す理念をほぼ全面的に受け入れるという。そして最も重要な点は、中国人顧客は金を惜しまないということだ。

こうした現象について、コロンビア大学のチャールズ・アームストロング教授(社会学)は次のように話す。米国人にとって中国人のすべてが珍しい。文字、絵画、さらには中国人の子どもの育て方さえ珍しい。だが米国人が最も感嘆するのは、中国人富豪の豪快さだ。

アームストロング教授は「目を世界に転じれば、数十年前とは大きく異なっている。米国人は中国の勃興に複雑な気持ちを抱くが、これは決してマネーによって生じた変化ばかりではない」と話す。

米国で中国人富豪は確かに意気揚々と意欲的に振る舞っている。短期間の米国滞在中にニューヨーク・ロングアイランドの高級別荘を「さらっと」購入したりもする。富豪の多くはウォール街の通りの狭さやワシントンの建築物の小ささ狭さに驚きの声を挙げ、中国の大都市の多くが米国の都市を上回ると考える。だが彼らは、アメリカが一日にして成ったのではないことを考えに入れていない。中国人富豪たちは30年前には混み合った公共バスに乗り、骨身を惜しまずに働き、泥の跳ね上がる道路を急いで歩いていた。彼らは彼らの代で豊かになったばかりだが、米国人はすでに数世代にわたって豊かさの中にある。

*筆者は兪セイ氏

*セイ:「青」の右に「見」

「人民網日本語版」2011年1月24日

 

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