日本では一般的に国内では外貨を使用できない。しかし、2005年12月、中国の「銀聯カード」が日本で使えるようになってからというもの、人民元は日本市場で台頭しつつある。環球網が伝えた。
中国銀聯の許羅徳総裁は日本でインタビューに答え、次のように述べた。
ここ4年間、中国銀聯は日本で飛躍的な発展を遂げた。これは主に以下の点に反映されている。
(1)銀聯カードの日本での対応店舗が絶えず拡大しつつある。約4年間で、銀聯カード対応の店舗はすでに1万4千店を突破した。これらの店舗には主に国際空港の免税店、市内の百貨店、電化チェーン店などが含まれ、中国人観光客が多く訪れる各ビジネス圏がカバーされている。
(2)日本での銀聯カード発行が実現した。
(3)銀聯カードの日本でのネット決済業務がスタートした。これにより、中国人のネットショッピングが便利になっただけでなく、日本の各店舗に国外からの顧客がもたらされた。
日本では現在、銀聯カードは人民元の代名詞となっている。日本の各店舗の職員も、人民元の額面は見分けられないかもしれないが、銀聯カードのマークなら知っているだろう。