1月の輸出のデータがまもなく発表される。多くの金融機関の予測では、1月の中国の対外輸出は前年比で少なくとも20%前後は伸び、昨年12月の17.9%を大幅に上回るという。現在の国内外の動向をみると、今年の輸出は昨年末の予測を上回る可能性が高い。
興業銀行は、1月の輸出に関して、19.7%増とやや低めに予測。興業銀行の魯政委シニアエコノミストは「経済参考報」の取材に対し、次のように述べた。「中国のコンテナ輸出市場のデータを見ると、1月上中旬は北米、欧州、地中海運航ルートの貨物量が落ち込み、1月下旬は春節(旧正月)を前にした出荷ピークを迎えるため、輸出コンテナ貨物量は大幅に増加する。全体的にみると、1月の貨物量は変動が少ない。したがって、1月の輸出は18%から21.4%の間で上下すると見られ、その中間である19.7%と予測した」