ある関係者によると、昨年から世界金融危機の影響が弱まり、経済が徐々に復興するのに伴い、各国・地域の消費者の購買力が上昇した。また中国の主要ウナギ生産エリアでは09年には稚魚が不足して原料価格が上昇したこと、切り身に加工した真空パックかば焼き製品の割合が増加したこと、人民元の対米ドルレートが上昇したことなどから、輸出かば焼き製品の価格が上昇したという。
同省では昨年、対日かば焼き製品輸出額がかば焼き輸出額全体に占める割合が75.6%に達し、日本はかば焼きの主要輸出市場となっている。日本の厚生労働省の関係者が昨年同省を視察して、中国産かば焼き製品の品質管理システムをより客観的に、全面的に理解し、これにより中国のかば焼きに対する信頼が一層高まることになった。
「人民網日本語版」2011年2月14日