2011年の地方政府の「両会」(人民代表大会と政治協商会議)が順次幕を閉じ、昨年の各地方の域内総生産(GDP)が相次いで明らかになっている。
各地方のデータをみると、昨年は陝西省、内蒙古自治区、黒竜江省の3省区でGDPが1兆元を超え、これにより「GDP1兆元グループ」の仲間入りを果たした省・自治区・直轄市が17カ所に達した。GDP上位3省区市は上から順に広東省、江蘇省、山東省で、広東と江蘇はそれぞれ4兆元を突破した。2兆元以上に達した省区市は6カ所ある。また広西チワン族自治区、江西省、天津市、山西省のGDPがそれぞれ9千億元に達し、これら4省区市は1兆元グループの「準会員」の資格を手に入れたと言える。GDPの増加ペースをみると、上海市を除く全国30省区市がいずれも2けたの伸びを達成し、うち28カ所は伸びが全国平均を上回った。中国経済網が伝えた。
「人民網日本語版」2011年2月15日