中国は日本の11倍の人口を抱えているため、一人あたりのGDPが日本の11分の1に達しさえすれば日本の経済総量を上回ることができる。中国の人口は米国の4倍であるため、中国が米国を上回るためには、一人当たりGDPが米国の4分の1に達しさえすればよい。ただし現在、中国の一人あたりの所得は米国の11分の1にすぎない。
中国が最終的に米国を超えることができるかどうかは、中国が米国よりも速い成長スピードをどれだけ長く維持できるかにかかっている。一人あたりの所得増加に向けては、まだ多くの課題が残っており、その道のりは長いだろう。
「人民網日本語版」2011年2月16日