▽CPI重みの構成を調整
中国の経済社会の発展や都市部・農村部の消費構造の変化によりよく適応し、CPI算出の科学性と正確性を着実に保障するために、同局は1月から、CPIの調査プランをめぐって定期的調整を行い、比較の対象となる時期、重みの構成、調査地点、代表的規格品の調整などを行った。
中でも最も注目を集めたのは、CPIの重みの構成に対する調整だ。2010年の全国の都市部・農村部住民の消費支出の調査データや関連部門の統計データに基づき、同局はCPIの重みの構成を相応に調整した。うち住居価格を4.22ポイント引き上げ、食品価格を2.21ポイント引き下げたほか、タバコ・アルコール価格を0.51ポイント、衣料品価格を0.49ポイント、家庭設備用品・メンテナンスサービス価格を0.36ポイント、医療保健・個人用品価格を0.36ポイント、交通・通信価格を0.05ポイント、娯楽教育文化用品・サービス価格を0.25ポイント、それぞれ引き下げた。
また新たな調査プランでは、全国のCPI調査地点が1万3千カ所増加した。これにより、食品雑貨店、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、専門市場、専門店、ショッピングセンター、農産物取引市場、サービス消費機関などを含む調査地点は6万3カ所に達した。