中国投資有限責任公司がまた新たな動きに出た。今月20日、同公司は米国の投資ファンド運用会社ブラックストーン・グループとの協力に基づき、時価評価に基づいて金融持ち株会社モルガン・スタンレーから日本の不動産ローン資産を共同で買収した。「国際金融報」が伝えた。
ある業界関係者によると、今回、同公司とブラックストーンがモルガン・スタンレーに支払った金額は、対象資産の額面価格の35%にとどまり、価格の11億ドルを大きく下回る。対象資産には未収金や不良債権も含まれる。今回の共同買収は昨年にすでに確定していたもので、資金の大部分は同公司が拠出しており、ブラックストーンがどのような役割を演じたかは明確になっていない。