記者:現在、海洋部門が着手している業務にはどのようなものがあるか?
孫志輝局長:国務院は「海洋経済運営のモニタリング、評価および情報発信の責任を負い、関係連部門と共同で海洋経済構造の最適化ならびに産業構造調整の提案をする」などの職能を国家海洋局に与えている。現在、国家海洋行政主管部門は次のような任務に取り掛かっている。
1、全国初となる海洋経済の全面調査への着手。全面調査を行うことで、沿岸地区の海洋経済発展状況を把握している。
2、海洋経済運営のモニタリングや評価システムの構築の推進。海洋経済の運営に影響を及ぼす主な産業や重点事項に対して、モニタリングおよび評価を行い、国家関係部門と地方政府にデータと技術的サポートを提供している。
3、海洋産業の促進や戦略的新興産業発展に関わる政策の制定に関係部門と共同で着手している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月28日