北京市延慶県で1日、電気自動車(HV)タクシーが市内のほかの地域に先駆けて試験運行を始めた。中国の商用車大手、福田汽車のEV車種「ミディ」をタクシー用に改造したもので、台数は50台。
同タクシーは見た目に既存のタクシーとの大差はない。最大の違いはガソリン・エンジンに代わって電気モーターが用いられ、ゼロ汚染、低騒音であること。100キロ走るための電力は1.5キロワット時、街中での満充電時の航続距離は140キロ。運賃は3キロ以内は5元(約62円)で、3キロを超えると1キロごとに1.5元(約19円)加算される。
「人民網日本語版」2011年3月3日