公告によると、本規定の施行期間は2011年3月5日から2011年8月31日まで。
商務部の陳徳銘部長は7日に行われた全国人民代表大会の記者会見で、外資によるM&Aの安全審査の規定についての質問に答えた際、国務院が今年2月3日、商務部に対して正式に文書を発行し、1カ月以内に外資によるM&Aのプロセスに関する具体的な規定を発表するよう要求したことを明らかにした。国務院のこの要求に基づいて、商務部は上述の具体的な規定を発表した。陳部長によると、外資によるM&Aに対して安全審査を行うことは、中国の対外開放政策の変更を意味しない。中国は開放を一層進めるために、国の経済の安全性にも目配りし、一連の規則の透明性や操作可能性にも目配りする。世界各国で一般に行われている外資によるM&Aの安全審査を実施するのは、外資導入を拡大し、より多くの企業が中国企業の改革・制度改変に参加するよう促すプロセスの中で、よりよく国の安全を守るための措置だという。
「人民網日本語版」2011年3月8日