中部「金三角(ゴールデン・トライアングル)」 第4の都市圏に
フランスの学者であるガットマンは1957年に初めて「大都市圏」という概念を提唱した。現在、大都市圏は国や地域の社会・経済の発展レベルを図る重要な規準となっている。
現在、中国で「大都市圏」と呼べる地域は3つ。京津唐(北京市、天津氏、唐山市)、長江デルタ経済圏、珠江デルタ経済圏の3つが、世界でも一般的に知られている中国の経済圏である。
2012年、武漢市を中心とした高速鉄道ネットワークが完成すれば、大きな変動が起こるだろう。武漢と北京、広州、上海、重慶とはともに4時間ほどで繋がる。
昨年12月、中国人民大学区域・都市経済研究所の張可雲副所長は、「交通面でのメリットを利用し、武漢都市圏、長株潭都市圏、鄱陽湖都市圏が協力し、ともに『金三角(ゴールデン・トライアングル)』の『長江旅行都市郡』を形成すれば、大きな影響力とパワーを持つ中国第4の大都市圏となるだろう。そして、中国の経済成長をリードする『第4の柱』になることが期待できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月11日