不動産展示会「上海之春」が17日、上海で開幕した。海外不動産購入のコーナーでは、大地震にもかかわらず、日本の不動産会社も出展していた。株式会社レムの形山秀輝社長は同社のブースを訪れた投資家に対し、「弊社の本部は大阪にあり、今回ご紹介する物件もほとんどが神戸、大阪など西日本に集中しているため、東日本大震災の影響をほとんど受けていません」と説明した。中国新聞網が伝えた。
「上海之春」は毎春恒例の大型不動産展示会であり、上海および華東地域全体の今年1年の不動産市場を占う上で重要な役割を持っている。今年は特に新トレンドである「海外不動産購入」が多く見られた。
大震災が発生したにもかかわらず、日本の不動産開発商が同展示会を欠席することはなかった。上海創喜投資諮詢有限公司(株式会社ファンドクリエーション)、蕾睦投資諮詢有限公司(株式会社レム)などは日本企業の代表として、多くの中国投資家から熱い視線を集めていた。