『中国証券報』
円対ドル相場史上最高値
17日のアジア市場、円対ドルが急上昇し、一時76.51円になり、1995年4月に記録した最高値79.75円を超え、第二次世界大戦以来の最高値を記録した。北京時間夜9時には、78.85円で落ち着いた。
11日に地震が発生し、円の対ドル相場は急落、83.31円に達したが、すぐに回復を見せた。その後数日は上昇を続け、日銀が介入しドル買い・円売りを行なうなどの刺激策を取っているが、円の上昇は止められないと見られる。
中関村ハイテクノロジー企業の認定基準緩和へ
中国科学部は近いうち、北京市の関連部門に対し、ハイテクノロジー企業の企業認定基準を緩和する「登録年数制限の短縮」と「中心的な知的財産権の拡大」を可決するよう通知した。これにより、新三板市場の上場基準を満たす企業が大幅に増えることが見込める。ハイテクノロジー企業の認定管理に関する政策は中国のシリコンバレーとも呼ばれる中関村モデル地域で試験的に実施されている。中関村区域内の新三板市場への上場企業が増加すると見られる。