全日空貨物機荷降ろし不許可報道、事実と異なる
全日空貨物機荷降ろし不許可報道、事実と異なる。
タグ： 全日空 貨物
発信時間： 2011-03-24 17:25:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
日本メディアはこのほど、「3月16日、日本の貨物機が大連空港に到着した際、搭載貨物の放射線が基準値を超えていることを理由に荷降ろしを許されず、引き返した」との報道を行った。これを受け、遼寧省出入境検験検疫局の責任者は23日、報道に事実と符合しない部分があることを明らかにした。
同責任者によると、東京発の全日空NH8501便は16日14時25分、大連空港に到着した。大連空港検験検疫局が定例の放射線検査を行った際、貨物が入っているコンテナの外部から基準値を超過する放射線が検出された。ドア付近に置かれていたコンテナの外部のγ値は2.2マイクロシーベルトで、バックグラウンド値（0.1マイクロシーベルト）の22倍となり、IAEAの基準を大幅に上回っていたため、大連空港検験検疫局は直ちに関連部門に報告を行ったという。
その後17時20分、全日空の職員から大連空港検験検疫局に対し、フライトスケジュールが逼迫しているためそのまま引き返したい旨を伝える電話があった。大連空港は全日空に対し、この件に関してはまだ検討・処理の最中であることを伝えたが、全日空はそのまま引き返すと主張し、17時30分に大連空港から出発した。
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