日本の産業界に激震 危機に立つ業界①半導体

日本の産業界に激震 危機に立つ業界①半導体。

タグ: 日本 地震 シリコンウエハー 半導体

発信時間: 2011-03-29 11:19:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

今回の広範囲にわたる被災地の地域にあった、ルネサステクノロジーの8ヶ所の工場は程度の差こそあれ復旧の途上にある。この企業は国際的な半導体の最大メーカーで、この会社の半導体は自動車、携帯端末やそのほかの数千種類の電子デバイスのICに使用されている。またあるアプリケーションソフト半導体のメーカーであるオンセミダクター社は、被災地に工場を6ヶ所持っているが、ここでの主な問題は停電だ。東芝は半導体工場と液晶ディスプレイの工場が被害を受けた。テキサス・インスツルメンツは被災により作業中止になっている様子が最も詳しくわかっている。日本で最も重要だった工場は9月までに全面的に出荷を回復することは難しい。この工場から得られる収入はテキサス・インスツルメンツの2010年収入全体の10%前後を占めている。

コンピュータ半導体メーカーはいくつかの重大な問題に直面している。日本の災害地の半導体メーカーが工場を再開し生産を維持したとしても、原材料と顧客を失う潜在的なリスクをはらんでいる。顧客の工場もすでに生産を停止していたり、連絡ができない状態になったりしているからだ。予測が最も難しいのはシリコンウエハーだ。調査会社IHS iSuppliによれば、日本で生産されるシリコンウエハーは世界の60%を占めており、震災後2社のシリコンウエハーメーカーが生産を停止しており、この2社だけで世界の出荷量の25%を占めているのである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月29日

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