『中華人民共和国国民経済および社会発展第12次五カ年計画綱要』においては、「技術革新と発展需要を軸に、新興サイエンステクノロジーおよび新興産業の融合を促進し、引き続きハイテク産業を作り上げることをベースに、戦略的新興産業をリーディング産業、基盤産業に育成する」と明確に提起されている。
「十二・五(第12次五カ年計画、2011-2015年)計画では、省エネ・環境保護産業、新世代情報テクノロジー産業、バイオ産業、ハイエンド設備製造業、新エネルギー産業、新素材産業、新エネルギー自動車産業などを七大戦略的新興産業に育成し、重要な位置におく。これは世界の経済構造の調整、変革、動向を全体的に分析し、中国経済社会の持続可能な発展に着目した重大な戦略である」工業情報化部の苗圩部長はこのように述べた。
苗圩部長は、中国のこれまでの経済成長モデルは深刻な課題に直面しており、伝統産業の最適化・グレードアップには戦略的新興産業の牽引が必要になっていると指摘した。