『上海証券報』
CPI5%超予測 更なる金利の引き上げか
3月、中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表され、インフレへの懸念は再び高まった。市場は3月の消費者物価指数(CPI)が再び「5%」を超えると予測した。
専門家によると、経済をリードする基準として、PMIの上昇は市場の経済停滞への懸念を緩和したが、インフレへの圧力を強めた。
現在の状況から見ると、中国のインフレは厳しい段階にある。証券会社はどこも、3月のCPIはまた5%を超え、昨年11月の5.1%を上回る過去最高記録となると予想している。
対外短期債務の比率過去最高更新
中国国家為替管理局が発表したデーターによると、2010年末時点、中国の対外短期債務残高が3756億9500ドルに達し、対外債務全体の68.44%を占めた。比率は7四半期連続上昇し、過去最高となった。この傾向は注目を集め、ホットマネーを抑制するために、為替管理局は、2011年度の国内機関の対外短期債務規模の基準を更に引き下げると発表している。