中国が原子力発電を強化しなければならない理由

中国が原子力発電を強化しなければならない理由。 中国原子力科学技術情報・経済研究院が2008年に発表したデータによると、中国大陸には11機、計906.8万kWを産出できる原子力発電所が運転されている。しかし、総発電量に占める原子力発電の割合はわずか1.9%であり、世界の平均水準を遥かに下回っている…

タグ: 中国 原子力 発電

発信時間: 2011-04-07 18:41:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

原子力発電発展の遅れによる代償

中国の原子力発電が平均水準に達すれば、10年で6分の1以上の石炭を節減できる

2001~2010年を例にとると、中国の毎年の発電量は、火力発電が約75%を占めている。もし、原子力発電の割合が2001年の時点で、先進国の水準である20%に達していれば、火力発電の割合は57%まで下がり、3分の1近い発電用石炭が節約できたはずである。

中国の石炭生産量の50%以上が発電に使われている。50%で計算すると、節約された発電用石炭は石炭総生産量の6分の1となる。

公式的な統計をみると、この10年間に炭鉱事故による死者は49167人だった。かりに、原子力発電が平均水準に達した場合、その6分の1にあたる8000人以上は命が失われずにすんだ。

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