しかし、シャープは昨日、この操業停止のニュースを否定した。「減産はするが、操業停止はしない。」シャープは、市場のニーズに合わせて、柔軟に生産量の調整を行っていくことを明らかにした。減産の期間や規模については、復興の状況を見て判断するとしている。
シャープの工場は主に日本向けの商品を生産しており、工場の操業停止が世界のパネル供給や中国市場に与える影響はごくわずかだという。
「日本国内の工場の大部分が操業を再開、または一部再開した」と発表したばかりのソニーは、電力不足により、宮城県登米市の光学部品やIC(集積回路)カードなど工場2か所を操業停止にすると発表した。
そのほか、東芝も余震の影響により、4月11日に再開するはずであった岩手県北上市のチップ工場の生産を遅らせると発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月12日