▽消費面:原油価格の高騰
今年に入ってから4カ月とたたないうちに、中国国内のガソリン価格はすでに2回も値上げされている。昨年の3回の値上げと今年の値上げにより、ガソリン価格はすでに1リットルあたり8元を突破しており、車のオーナーの多くが「高すぎて運転できない」と嘆いている。
ガソリン価格の影響は、車のオーナーだけに関わる問題ではない。ガソリン価格の上昇は運輸コストの上昇にもつながり、これらのコストは商品価格に上乗せされることになる。
▽車の利用環境:渋滞緩和に向けた各種の制限
昨年末からスタートした北京の乗用車増加制限により、渋滞緩和問題が各地で話題となった。全国の各大都市でも、いかに渋滞を緩和するかが盛んに議論された。ナンバープレートの発給制限、走行制限など、自動車の購入に不利な情報が自動車市場に蔓延している。これらの措置は自動車市場の長期的な発展にマイナス影響をもたらすだろう。
「人民網日本語版」2011年4月15日