『中国証券報』
中央銀行 年内4度目の預金準備率引きあげ 20.5%に
中国人民銀行(中央銀行)は17日、4月21日より預金関連金融機関の人民元預金準備率を0.5ポイント引き上げると発表した。
年内の中央銀行による預金準備率の引き上げは、これで4度目(昨年以来10回目)である。調整後、大手商業銀行の預金準備率は過去最高の20.5%に達する。3月の金融機関の人民元預金残高75兆2800億元に従って計算すると、今回の調整により、凍結される銀行資金は3750億元ほどとなる。
先物取引への参入を促進:証監会
証券監督管理委員会の関係者は、証監会は今後、引き続き株価指数先物取引市場の発展に力を入れ、投資信託、保険企業、QFII(的確外国機関投資家)などの投資者がルールに従って取引に参入する事を促進すると述べた。また、新商品の研究開発に取り組み、リスクの予測やコントロール、リスク許容力を強化し、新たな金融商品を的確な時期に打ち出す予定だ。