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香港・珠海・マカオ大橋(港珠澳大橋)は、香港、広東省の珠海、マカオを繋ぐ巨大な橋で、全長は50kmに及ぶ。海上部分は35km、トンネルは6kmもあり、完成後は世界最長の海上大橋となる。プロジェクトの全体像を見ると、港珠澳大橋の本体部分の工事費は327億元で、全体の費用は700億元を超える。橋は2015年から2016までに全ルートが開通される予定。
港珠澳大橋プロジェクトの構想が持ち上がったのは1983年で、橋を建設する3つの地域の経済発展と協力関係の強化に重要な意味を発揮する。橋が完成すれば、香港から珠海の道のりは3,4時間から数十分に短縮される。
2009年12月15日、珠海・マカオへの分岐点となる人工の埋め立て島の工事が珠海情侶南路付近で始まった。橋の工事は既に始まって数年が経ち、特に島の埋めた手作業は9割方完成している。香港部分の工事は昨年年始に着工するはずだったが、未だに何の動きも見られない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月22日